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存在を認めるということ



先日、初めましてのお馬さんに乗りました。名前は「まりも」。


事前に聞いたのは、

「よく跳ねる」「乗りづらい馬」という評判でした。


でもわたしは、それを真実だとは限らないと感じていました。人の評価や判断が投影されて、そうなってしまっている可能性があるかも・・・。


だから、騎乗する前に、私はこれまでまりもに投影されてきた感情、感覚、エネルギーをまるごと消散させるクリアリングをランしました。


それはまりもが“誰かの視点”ではなく、”まりもとして”ただそこに存在できるスペースをつくるために。


そのうえで私は、騎乗してから、まりもの動きを感じながら、うまくできた瞬間に何度も声をかけました。

「いいね、今の」「そう、それ」「上手だよ」


…そうしているうちに、まりもはどんどん落ち着いていって、最後まで“跳ねる”ことはほとんどありませんでした。


もしかすると、これまでこの子は「してしまう行動」ばかりを見られていて、褒められたり、存在をまるごと受け容れられることが、少なかったのかもしれません。


人も、馬も──

ただ「ここにいていい」と認められること。

そのままで素晴らしいと受け取られること。


それが起こるとき、変わろうとしなくても、本来の姿が、自然とあらわれてきます。


わたしの騎乗の技術はまだまだこれからですが、馬たちにとって「馬場に出てくる時間」は、馬房から離れて唯一動ける時間。


だからこそ、その時間が、馬にとっても、わたしにとっても、最大限楽しく、安らぎがあるものであるように・・・


そんなふうに、これからも関わっていきたいと思います。




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