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奇跡的な体験

執筆者の写真: tsunagulatortsunagulator



冬になると、私はベルのことを思い出します。


ベルは数年前の冬、愛猫のジョイが連れて帰ってきた茶色の雉鳩です。

その頃、ちょうど私はオンラインで5日間の Talk to The Animals クラスをファシリテートしていました。


羽を怪我しているベルを見て、「治療して様子をみようか」と思いましたが、ふと考えました。

「猫が二匹いる我が家では、お互いに気が休まらないのでは?」


そう思った瞬間、私はベルに問いかけました。


「あなたはどうしたい?」


すると、驚くことにベルははっきりと 「ここにいる」 と答えました。


その声を聞いた私は、「じゃあ、あなたを何と呼んだらいい?」と尋ねてみました。

すると、ベルは 教会の鐘のイメージ を送ってきたのです。

その瞬間、私は彼女の名前が 「ベル」 だとわかりました。



言葉を超えたつながり


ベルはすぐに私の手や肩に乗り、あっという間に慣れてくれました。

しかし、同時に彼女がかなり歳を取っていて、体が終わりに向かっている ことにも気づきました。


ある日、外出先から戻ると、ベルが私にこう伝えてきました。


「暖かい敷物を用意してくれる?」


私は、鉱石が織り込まれた特別なブランケットを用意し、ベッドの上にそっと敷きました。そして、その上にベルを優しく置いたのです。


すると、ベルはふわりと微笑み、


「もう行くよ。ありがとう。」


と言いました。


その言葉とともに、彼女は静かに体を離れました。

それは、悲しみを超えた、ただただ 温かく、安らぎに満ちた時間 でした。



体との対話が導いた場所


その夜はベルのボディと過ごし、翌日、私は彼女に尋ねました。


「ベル、あなたのボディをどこに埋めてほしい?」


すると、ベルは 教会のとある場所 のイメージを送ってきました。


しかし、その瞬間、ふと私は思ったのです。

「これはベルではなく、ベルの”ボディ”のこと。ボディ自身にも聞いてみよう。」


そうして私は今度はベルのボディに問いかけました。


「ベルのボディ、あなたはどこに埋まりたい?」


すると、今度は 柔らかい土と草の感覚 が伝わってきました。

それで私は、その場所がどこかわかりました。


私はベルのボディとともに、その場所へ向かいました。

普段なら犬の散歩や地元の人々の往来で賑わう場所なのに、なぜかその日は 誰もいませんでした。


歩いていると、「ここがいい」 という場所が自然とわかりました。

私は穴を掘り、ベルのボディを置き、柔らかい土と草を優しくかけました。


そして、ちょうどその上に 小さな木の枝で十字架を作り、置いた瞬間 ーー


✨ 頭上で、一斉に鳥たちが壮大なハレルヤコーラスを奏で始めたのです。 ✨


まるでベルを送り出す祝福のような、美しくて神聖な瞬間でした。


その合唱が静かに終わると、まるで時間が再び動き出したかのように、いつものように人々が歩き始めました。

まるで夢のような、奇跡のようなひとときでした。



すべての存在と対話するということ


動物と話すことは、自分の飼っているペットとのコミュニケーションに限定されるものではありません。


地球上のあらゆる生き物、さらには植物や無機物ともエンゲージすることができる、とても豊かな世界です。


それは、「ただの会話」ではなく、生命のエネルギーのやりとり

この地球で、すべての存在から豊かに受け取り、与え、循環の中で生きること。


そんな生き方に興味はありませんか?


動物たちともっと深くつながりたい。

言葉を超えた、純粋なコミュニケーションを体験してみたい。

動物と話す世界を、少しのぞいてみたい。


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